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zoom RSS パティスリー ラフカ(1)初登場! 『ジャスミン』『グランクリュ』

<<   作成日時 : 2016/09/26 20:27   >>

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大阪市北区、JR環状線の桜宮駅から南西に5、6分ほどのところにある「パティスリー ラフカ(LAFCA)」さん。2013年11月オープンのお店です。
こじんまりとした可愛いお店ですが、小さなベンチなどもあって居心地のいい空間にも惹かれます。
しかし、何よりケーキの美しい佇まいに夢中になったのでした。


●『ジャスミン』   径6.5cm 高さ6.5cmほど。
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底生地は分厚めのビスキュイ、ミルクチョコムースにアプリコットのコンフィが射込まれています。中央にたっぷりと。
表面はアーモンドの小さなダイスを含んだグラッサージュショコラで覆われています。
トップは、ジャスミンが香るシャンティ。
可憐な飾りは、ホワイトチョコの花びらにアプリコットジャム。

以前にあるお店で、アールグレイの香るダマンドを使った『アプリコットショソン』を食べたことがあります。紅茶の香りと響き合うアプリコットの気品の高さに惚れ惚れしたものでした。

こちらのアイデアは、ジャスミンとの組合せ。
フーム、これがアールグレイ以上かも? と思わせる美味しさ。

ジャスミンでも香りの甘い部分が活かされていたらそうでもなかったのでしょうが、涼感に近い方の香りが選ばれていたので、清潔感溢れる味わいに。
それが、アプリコットの清新な甘酸っぱさに出会うことで、ケーキ自体がより洗練された印象へ。
ミルクチョコとの相性もすこぶるいいし、グラッサージュの力強さ、アーモンドの食感、ビスキュイのドシッとやや締まった質感。ふうぅ!

すべてが品良く、主役の表現力をそっと支えているのです。いいなあ、大好きです。お見事。



●『グランクリュ』   径6.5cm  高さ5.5cmほど。
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“グランクリュ”というとワインですが、このケーキには使われていません。

シェフがお忙しくて、ネーミングの由来はお聞きできませんでした。
チョコレートでグランクリュというと、関係あるかどうか分かりませんが、ヴァローナ社のお試しセットのような“イニシアシオン グラン クリュ”というのをふと思い出しましたが、さてどうでしょう。

チョコレートを3種類使っておられるそうです。
ビスキュイショコラ、クルスティアンショコラ(フィアンティーヌ)、カカオ70%のチョコレートを使ったムース、中にチョコレートクリームが射込まれています。
美しい艶が鏡面になっているグラッサージュ。裾野部分には小さな粒々のチョコスプレー。
6つのパーツすべてチョコレートです。

果実やナッツがもたらす華やかさ、賑やかさはありません。
でもそのことによって、チョコレートそのものの香りや口溶けに意識が集中するのです。
……うん、この香りは? 
いつも、エクセレントと感じるチョコレートには、特徴的なトップノートとは別に、ベースとなる共通の匂いがあります。個人的な感覚を押し売りすることになりますが、醗酵香と焙煎香などが合わさった、“たまり醤油”(あははっ)のような独特な香りがします。そう、秘かに、静かに。

ともあれ。グランクリュの名に相応しいチョコレートの香りの気品の高さ、濃厚さに打たれるでしょう。静謐であると同時にダンディな押し出しの良さもあって、ぐいぐい惹き付けられてしまいます。

そして食感の微細な変化の追究。ムース、クリーム、グラッサージュの滑らかさ、軽さとねっとりとまとわりつく強さ。
細かく砕かれたフィヤンティーヌのチャリチャリまで至らないようなシャリシャリとした繊細な食感、スプレーの粒々感、ビスキュイの生地感による、快感の持続。
嗚呼、このまま終わらないでくれ、と願いたくなるような美味しさです。




生ケーキは15種ほど、焼菓子20種近く。シェフはベルギーでも修業した人だということで『ベルジック(ベルギー)』というチョコレートケーキや、ベルギー発祥の『ミゼラプル』などもありました。次回、乞うご期待!



●『ジャスミン』500円  『グランクリュ』520円  (※内税)

●「パティスリー ラフカ」
  大阪市北区同心2-1-31  TEL06-6355-4667  定休日/火曜、その他月に数回不定休  営業時間/11:00〜21:00

  ※ブログ「パイ日和」では、こちらの『タルト』2種をご紹介しています。

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