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zoom RSS ル プチ メック(5) 『あんぱん』『チョコのブリオッシュ』

<<   作成日時 : 2017/05/15 21:54   >>

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京都、四条烏丸の大丸地下にある「ル プチ メック」(本店は今出川)。京都の帰りに、つい寄ってしまうお店だ。
かつて週3日営業だった時期もあることを思うと、年中無休の百貨店に出店したり、東京へ進出したりと隔世の感がある。
社員への待遇改善を図り、自ら企業化することで安定供給を実現し、いろいろなことが出来るようになったのだが、大きくなったらなったで、相変わらず人員不足は深刻だという。飲食業界全体が同じ問題で悩んでいるのだが、社長の西山さんは苦労が絶えないようだ。
じつはここの『りんごのタルトフィン』が好きなのだが、大丸では販売していないのが残念。
リンゴタルト(アップルパイ)の特集などではほとんど紹介されないのが不思議だ。本店にはあるだろうね?


●『あんぱん』  径8.2cm 高さ4.6cm 90gほど。
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桂の名店「中村軒」(『麦代餅』で有名)の餡を使っているという。

艶と滑らかさを出すために水飴を入れる店が多い中、こちらは入れない素朴な餡を作っているそうだ。

甘味は控えめで塩気はやや利いている。
なるほど味は強いけれど素朴でサラリとした味わいだ。豆の香りもするし、上々。
パンはキレが良く、主役の餡を下支えしてくれる。

トップに芥子の実ではなく白胡麻を振っているのが、少しイメージがズレるけれど、合ってはいる。




●『チョコのブリオッシュ』  径7.8cm 高さ4.5cm 50gほど。
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どちらかというとリーンなブリオッシュ生地に、無塩バターとチョコレートを挟んだだけのシンプル極まりないパン。

さっくりと歯切れ良く口溶けのいいブリオッシュにバターが即座に馴染んで行く。

途中で溶けてしまわないように保冷剤を付けてくれたので、こちらもつい冷蔵庫に入れてしまったので、チョコレートがパキンッと割れる。
この食感自体は面白かったけれど、パンやバターと一体化するのに時間が掛かってしまった。
室温に戻してから食べれば、パキンは無くなるけれど、もっと口溶けが良く全体が一体化したのだろう。

手抜きのような作りだけど、味はピタリと決まっている。



近頃は年に一度の電話ばかりだが、明るく前向きな声ながら「大変っすよ」という話に終始してしまう。
出来ない人は明日にも辞めてしまうかもしれないし、出来る人も独立志向から結局は辞めてしまう。昔のようにその店でずっと働きつづけるという状況を作るには、福利厚生とか企業文化とか、人を惹き付ける魅力がシェフの創作力以外に必要な時代になったということなのだろうか。
日本の飲食業界の水準を維持するのは大変だ!



●『あんぱん』216円  『チョコのブリオッシュ』248円  (※内税)

●「ル プチ メック(大丸京都店)」
  京都市中京区市場高倉  TEL075-211-8111  定休日/無休  営業時間/10:00〜20:00

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