コム・シノワ(4)『胚芽のバゲット』『カボチャとベーコンのポテトスティックパン』『クミンの香り…

神戸、阪神三宮駅から南に3分ほどのところ、ビルの地下にある「ブランジェリー コム・シノワ」。
『ミニョン』という名の見るからに可愛いプチパンシリーズが出ていたり、以前より、ややフェミニンな楽しさ、可愛らしさが前面に出て来ているようだ。次回の楽しみに取っておこう。
今回は、その傾向を横目で睨みつつの買い物といったところ。



●『胚芽のバゲット』 38.7×9cm 高さ5.8cm 300gほど。画像

大きさの割に軽い、最終醗酵のよく利いた、自由に窯伸びさせたタイプのバゲット。

クラストは薄いけれど、胚芽のせいなのか香りが高い。
ごはんのお焦げを思わせるものがある。

クラストは薄いので、あっという間に湿気て、クラムのふわふわ感だけが目立つ。
色付かないレベルに焼き戻すと、クラストがサックサクの魅力が甦ってくる。クラムとのコントラストが見事。

胚芽の美味しさが、軽やかなパンの印象を色濃く彩っている。



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●『カボチャとベーコンのポテトスティックパン』 25×3,5cm 高さ1.8~2.5cmほど。
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生地につぶしたジャガイモを入れるのはドイツパンでよく見掛ける。
そこにさらにカボチャとベーコンを練り込んでいる。

カボチャとベーコンの炒めものは定番だけど、生地との調和がよく出来ている。

生地表面にハラッと振られた塩と、よく利いた黒コショーがとてもいいアクセント。
よりカボチャが甘く感じられる。










●『クミンの香りとフロマージュ』 径8.5cm 高さ5.2cmほど。
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テーブルロール風のパンの上にチーズを振りかけ、クミンをほんの少し掛けている。
チーズの風味が食欲をそそる。

一口飲み込む頃にフッとクミンのカレーの香りがよぎる。チースがより豊かに感じられるのがいいね。

このクミンの淡い香りのレベル、抑制された使い方が、品がよくていいな。






荘司シェフのパンは優しく微笑んでいるように感じられる。より自然に、日常の上質というものを提供してくれているようだ。シェフの魅力がパンの世界で展開されるのは、ファンとして嬉しいかぎり。



●『胚芽のバゲット』231円  『カボチャとベーコンのポテトスティックパン』189円  『クミンの香りとフロマージュ』147円

●「ブランジェリー コム・シノワ」
 神戸市中央区御幸通7-1-15三宮ビル南館地階  TEL078-242-1506  定休日/水曜

※ブログ「パイ日和」(http://pie.at.webry.info/201206/article_1.html)には、このお店の生ケーキを紹介しています。よかったら、どうぞ。