ユーハイム(3) 『天晴鯛焼くんフィナンシェ』

誰もが知っているナショナルブランドの「ユーハイム」さんは、昔からパイに熱心な企業。『ミートパイ』を長く作りつづけていて、名物商品に育てているし、神戸牛のミートパイのブランドも立ち上げて百貨店展開をしています。
そこから派生して来たのでしょう、JR新大阪駅のエキマルシェ限定の「なにわ鯛焼パイ」というブランドをオープンしました。
どうせなら、この『鯛焼パイ』を紹介したかったのですが、お土産で貰ったのは『天晴鯛焼くんフィナンシェ』という姉妹品だったのでした。
ちょいと残念ではありますが、フィナンシェも大好きで当ブログではよく紹介しているアイテムだから、お土産を持って来てくれた気持ちを意気に感じて紹介してみましょう。


●『天晴鯛焼くんフィナンシェ』    体長6.3cm 体高2.5cm 体重10gほど。
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一尾ずつ小さなプラスチックケース入り、エイジレスとともに赤を基調とした派手なデザインのビニール袋で個包装されています。
10個入りのオオバコは、鯛焼のキャラクターイラストが切り抜かれ立体化する手の込み様。
企業は売るための道具立てにしっかり投資していますね。

さて、肝心の味わいですが……、案外といけるのです。

原材料(砂糖、卵、バター、アーモンドパウダー、小麦粉、アンズジャム)をみて、工業的な添加物を入れていないことに安堵はしていたのですが、どう見てもパッケージ代にお金の掛かった低価格品なので、多くは期待できないと思っていたのです。

画像ところが、エイジレスの効果なのでしょうか、焼き立てのエッジのカリッとした食感が残っていることに一驚。

個店の“贅沢に溢れるほどの”といったレベルにはもちろん及びません(お値段も違います)が、ちゃんとブールノワゼットの香り。
アーモンドプードルを思う存分使えない分、小麦粉にアプリコットジャムを加えることで味を補うといった技が使われているのでしょうね。

原材料が高騰して、昨今、ケーキ屋さんのお菓子が日常のおやつでありえなくなってきている中、このような工夫はさすがです。
企業は売り頃の価格設定を熟知しているし、その範囲で利益率を確保しながら、美味しいものを作る工夫を真剣に行っています。参考になりますね。



ちなみに、本命の『鯛焼パイ』はあんこ、リンゴ、鳴門金時の3種。ほかに創業以来の『ミートパイ』があるようです。さらに、みたらし風味のサブレや、あんこが乗ったオリジナルプリンも。徹底して変化球で攻めています。
このブランドのイメージキャラクターは、えびすさんと天晴鯛焼きくん。なにわの名物になれば、目出たいですなぁ。



●『天晴鯛焼くんフィナンシェ』  10匹入り1080円 (※内税)

●「なにわ鯛焼パイ」
  JR新大阪駅エキマルシェ内  TEL06-6885-5601  定休日/不定休  営業時間/9:30~22:00