ポワリエ(1) 『ショコラ』『ガトーバスク』

兵庫県西宮市、阪急神戸線・夙川駅から東へ6、7分、COOPの向こうにあるのが「パティスリー ポワリエ」さん。
「パイ日和」で紹介はもう4回目だというのに「おまけ」は今回が初。美味しそうなパイ・タルトに出会うと夢中になってしまう性癖があるのでお許しあれ。
が、それ以外のお菓子もいずれ劣らぬ名品揃いですよ。


●『ショコラ』  辺8cm 高さ6.3cmほど。
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シンプルなチョコレートケーキ。
ふふっ意外と大きなサイズ。

ビスキュイショコラ、チョコクリーム(クーベルチュール+カスタード+シャンティ)、シャンティの繰り返し。トップにガナッシュ。
サイドに、柔らかなチョコサブレをぱらっと貼り付け。

ショートケーキ風の作りで、子供向けかと思ってしまいますが、しっかりチョコを味わう大人も十分楽しめるケーキです。

ジェノワーズではなくビスキュイなので少し口溶けに時間が掛かりますが、その分、生地の味わい深さを楽しめるというものです。
生地にもカカオだけでなくチョコを加えているのだそうです。風味がいいはずですね。ラム酒シロップをアンビベしているのでより一層風味が立っています。

間に挟んだクリーム類が軽やかさを、トップのガナッシュがチョコの風味を満足させる役割を担っているようです。
シンプルだからこその美味しさですね。



●『ガトーバスク』  辺8.7cm 高さ5.3cmほど。
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バスク地方の伝統菓子。

カスタードやフルーツ(本来はさくらんぼ)が一般的なフィリングを、カスタードとサツマイモ、レーズンという組合せにアレンジ。
バスク生地にはシナモンを筆頭に4種類ほどのエピス。

フィリングはサツマイモペースト、カスタードにサツマイモの粗く潰したものとラムレーズンという構成。
サツマイモを加えることでカスタードの突出を抑え、生地との馴染みを良くしているとのこと。

おっ、食欲を刺激する美味しそうな焼き色。外周が焦げる一歩手前までしっかり焼き込んでいます。
「ここが美味しいんですよね」「そうそう、焼菓子の醍醐味」と盛り上がってしまいました。側の部分のザックリとした食感の美味しさといったらもう。

なるほどクリームの部分もサツマイモが入ることで、しっとりしているのに生地の食感に近づいています。カスタードを目立たせない代わりにレーズンが時折顔を出して、退屈を防ぎます。
エピスはほんのり。生地に飽きないレベル、しつこくならないレベル。このフワンと優しく香る加減がじつに品があって素敵。同時に、ラム酒が豊満に香って満足度を高めています。

これまたシンプルですが、生地の風合い、じんわりとした旨味、豊かな風味といった楽しみが詰まっているお菓子。
私たちの大好物の一つ。また一つお気に入りが増えました。お見事です。



●『ショコラ』486円  『ガトーバスク』432円  (※内税)

●「パティスリー ポワリエ」
  兵庫県西宮市若松町3-2  TEL0798-74-7729  定休日/火曜  営業時間/11:00~19:00

  ※ブログ「パイ日和」では、こちらの『タルトタタン』をはじめ、パイ&タルトをご紹介しています。