パティスリージャック(7)『ボンボンショコラ/チョコレート詰合せ』

福岡の名店「パティスリージャック」さん。世界のトップクラスのみ入会を許される“ルレデセール”のメンバーであり、アルザスの名店「ジャック」の名前の使用を許された名手 大塚良成さんのお店です。
多彩なジャンルのお菓子が味わえ、そのどれもがトップクラスの水準に高められているという恐るべき、いや魅力溢れる存在です。
こちらのチョコレートはじつは初体験ですが、やはり極上。ささやかながらほんの一端をご紹介しましょう。


●『ボンボンショコラ/チョコレート詰合せ(3個入)』
画像
◆『カラメルシャンパーニュ』 径2.7cmほど。
ミルクチョコガナッシュに香ばしいカラメルとシャンパンを加えたもの。
パリッと歯応えのあるカバーの中から、なんともなめらかなガナッシュが瞬時に溶け出してきます。
カラメルとアルコールの相性の良さはいろいろ体験済みですが、辛口のシャンパンの切れの良さは、また格別。カラメルの風味を引き立てているし、ミルクチョコの優しさも活かしています。嗚呼、素敵! まことに繊細なバランス感覚。お見事です。

◆『ノアゼット』 2.5×3.2cm 厚み1cmほど。
ミルクチョコのカバーに、ミルクチョコガナッシュ。
ガナッシュには自家製ヘーゼルナッツプラリネの細粒が入っています。このプラリネが素晴しい香り、ふうぅ!
ヘーゼルもカラメルも馥郁と香り、ジャンドゥーヤの域をはるかに越えたパンチ力を発揮しています。それがあくどくならずにキラキラと生彩を放っているところが名手の名手たる所以と感じました。

◆『ユズ』 2.5×3.2cm 厚み1cmほど。
ビターのカバーにビターのガナッシュ。大分県産のユズの果汁が入っています。
鋭い酸味が迸ってジューシー! ほんのわずかの果汁のはずなのに、たったいま果実を絞ったときほどの新鮮さ。
この素材の活かし方も流石ですね。ビターチョコの強さと拮抗させて、どこか優雅ですらあるという気品のある美味しさに仕上がっています。天晴です。


画像たった3粒で語るのは恥ずかしい気もしますが、少なくとも世界トップクラスの職人のセンスと腕の確かさは間違いなく伝わってきたのでした。

次回はチョコレートコーナーでゆっくりと選び、カフェでひととき過ごせたら、さぞかし。またひとつ愉しみが増えました。



●『ボンボンショコラ&シャンパーニュ詰合せ(3個入)』1200円  (※内税)

●「パティスリージャック」
  福岡市中央区荒戸3-2-1  TEL092-762-7700  定休日/火曜、第1&3月曜  営業時間/10:00~18:00

  ※ブログ「パイ日和」では、こちらの『タルトマロン』をご紹介しています。