フランクス(6)『濃厚やわらかプリン』『バスクチーズケーキ』

東大阪市、近鉄奈良線・河内小阪駅から南西に2分ほどのところにある「フランクス」さん。サンドイッチの方が知名度は高いかもしれませんが、ケーキも負けず劣らずの実力。地域一番店の人気で、客足が途絶えることがありません。
やや小振りではありますが、時代を間違えていると思うほどの低価格にビックリ。食べるとその質の高さにさらに驚かされます。そりゃ、お客さんに長年愛されつづけるわけですね。

●『濃厚やわらかプリン』  瓶の最大外径5.8cm 深さ5cm 内容100gほど。
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まるっこい瓶入り。袋入りのカラメルソースが別添えになっています。
プリンなのにカラメルは別? と一瞬疑問に思いますが、食べてみるとすぐに了解できます。

商品名通り、卵の風味が濃厚で、口当たりなめらかで柔らかなプリンの魅惑的なことといったら、もうぅ! 一口含んで、スッと息を吸った時に満たされる香りの優しくて豊かなこと。
カラメルなんぞ要りません。たしかにカラメルがあったほうが、プリンらしくはなります。でも、なくても全然へっちゃら。どうしてもという人だけ、最後の一口だけのためのサービスとして添付されているのでしょう。

たっぷり卵の風味を味わい、優しい甘さにうっとり。ヴァニラビーンズも入っていますが、卵の香りを邪魔しない範囲。作り手が卵の魅力を最大限に抽き出そうとしていることが、このことからも分かりますね。
うーん、一掬いごとに幸せになってるっ!


●『バスクチーズケーキ』  辺6.6cm 高さ3.8cm 70gほど。
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いま大流行りのバスクチーズケーキ。コンビニやクックパッドなどで一般的になっているレシピでは、クリームチーズ、卵、砂糖、生クリーム、薄力粉といった素材になっています。しっとりと水分を残し、表面を焦がし気味にするのが普通のベイクドチーズケーキとの差。微妙なレベルですね。

「フランクス」さんではもともとチーズケーキを何種類も焼いています。今回、店主の東野さんは「流行ってるから、ちょっとやってみました」と謙遜していますが、明らかに「おいしいチーズケーキはこんなもんじゃないよ」と言わんがためにあえて作ったのではないかと思わせる充実した味わいです。
ほのかな酸味があって、サワークリームかヨーグルトが加わっているのでしょうか。酸味を加えて味わいを深くしたあたり、秘かな自信が垣間見えますね。

一口目から美味しいとニマッとしてしまい、食べているうちに、うんうんといつの間にか頷いているような奥の深い美味しさ。ちっこいけど、濃厚なので満足感があります。いいですねぇ。


さすがは来年40周年を迎える老舗。一つひとつのお菓子にしっかりとした狙いと確信が感じられます。新しいお店が次々に出来てきた時代を乗り越えて、人気が衰えないのも当然ですね。

●『濃厚やわらかプリン』260円 『バスクチーズケーキ』250円 (※外税)
●「フランクス」
 東大阪市小阪本町1-1-18  TEL06-6724-6462  定休日/月曜、月1回日曜  営業時間/7:30~19:00

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